前章[人間の起源]にて示した男の定義を前提で話を進める。
男は探究心があり、自由と自然を愛する。だからこそ純粋で感受性が豊かである。 左脳右脳で表すと右脳的働きとなる。 土台が男である時点で感性を武器とした物事に対して強く、身体能力は女より優れている。 他人に対して気遣いができるというのは人間の男の部分だろう。

前章[人間の起源]にて示した女の定義を前提で話を進める。
女は気丈で理屈と社会を愛する。根拠のない自信から来る気の強さがある。 左脳右脳で表すと左脳的働きである。 土台が女である時点で保守的な物事に対して強く、身体の保温機能や柔軟性は男より優れている。 共同作業の中で他人の作業の先を察することで仕事に対して有効な行動をとれるのは人間の女の部分だろう。

混合による特性

前章[人間の起源]で述べたとおり、直感や学問などの文化がそれにあたる。 現代社会でオカマやおなべ、古来から存在する同性愛者は土台である人間性以上にもう片方の人間性の割合が大幅に多い場合に起こると考えられる。 人間が創造したあらゆる文化はこの人間性(男/女)で表せることが可能だと考える。 だが男でも女でもない男と女を超えたものが創造したと思われるのが音楽である。 音楽が世界的に男、女関係なく好まれているのはそのためである。 人間の中にある男の部分と女の部分を超越した存在をここでは超人と定義する。

超人

はじめにいっておくが、超人と定義したからといって人間を超えた何かではないことは注意してもらいたい。
超人とは性別関係なく人間性の成長がある地点を超えた者を指す。 人間性の成長とは前章で述べたような人間の成長である。 成長過程は人それぞれで成長の末にどのような特性となるかも人それぞれである。 ここからは特に筆者の要望になるのだが人間として生まれたからにはこの人間性の成長を自ら促し超人の地点またはそれ以上を目指してもらいたいと考えている。